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アートプロジェクト第三弾!別府駅の作品完成 国民文化祭に合わせて展示!!

アートプロジェクト第三弾!別府駅の作品完成 国民文化祭に合わせて展示!!

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 昨年から、国際言語・文化学科の芸術系コースの学生らが中心に進めている「写真がとりたくなるような別府大学駅」アートプロジェクト第三弾の作品が、今回は泉都の玄関口である別府駅で完成しました。

 今回作品のアイデアを出したのは研究生の丸岡あすかさんです。非常勤講師の長濱桂子先生の指導のもとに、前回同様に錯視を使ったアートを考え、「空間に物体が出現する」をコンセプトにしています。多方向から見ると単純な平面作品として見えますが、ある地点に立つと散らばっていた形がそれぞれ立体物として突如空間に出現し浮遊しているかのように見えてきます。人間の目が起こす錯覚を体感しつつ感性を呼び起こし、感性をもリフレッシュするような別府の街をイメージして作られました。

 今回は乗降客が多いことから夜間作業が求められ、また設置場所には階段があるため、特に上部に貼るのは難しい作業となりました。しかし、別府駅の甲斐駅長をはじめ、駅員の方々に協力いただきましたので、スムーズに作業をすすめることができました。
 この秋、大分では国民文化祭が行われます。別府駅のこの作品もそれに合わせて展示されることになりました。別府駅を利用の際には、ぜひ鑑賞してください。

制作者より

  • 案を考える際、一つのキャンバスに見立て、日頃からしている絵画制作と同じような感覚で取り組みました。先生方から何度もアドバイスをいただき、何度も構成して、これまでやったことのない表現方法の作品をつくることができたと思います。「何だあれはっ!」と感じていただけたら嬉しいです。是非、足を止めてご覧ください。
    丸岡あすかさん/研究生

  • 見慣れた景色に、あるはずのないものが突如現われる違和感、それを理解し納得するまでに至る時間は一瞬ですが、その瞬間に起こる錯覚を体感し身近に潜むアートを楽しんで下さい。
    長濱桂子非常勤講師


アートプロジェクト第3弾
実施指導者:本学国際言語・文化学科芸術系コース長浜桂子非常勤講師
実施学生:研究生丸岡あすか 4年 秦真輝 阿部亜紀

作品については8月26日付けの大分合同新聞朝刊で紹介されました。

 

[投稿日:2018年10月10日]