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【人間関係学科】小野貴美子先生と中野明徳先生の最終講義

【人間関係学科】小野貴美子先生と中野明徳先生の最終講義

 令和6年3月9日(土)、小野貴美子先生(令和6年3月退職)と中野明徳先生(令和5年3月退職)の最終講義を本学メディアホールにて開催しました。当日は、教職員や現役の学生・院生、卒業生・修了生が参加し大盛況でした。
 小野先生は「私と心理臨床」と題して、自身の生い立ち、心理臨床への向き合い方、別府大学との関わりなどユーモアを交えながら、丁寧に展開されました。
 中野先生は「精神分析の理論とは何か」と題して、バリント、ボウルビィ、ウィコニット、アンナフロイト、土居健郎などを取り上げて解説し、精神分析の理論を学ぶために理論家の生き方に共感する必要性を説かれました。
 お二人とも、若手心理臨床家や臨床心理学を学んでいる学生たちへ、ご自身の経験や理論を展開されながら、強いメッセージを残して下さいました。講義後には、修了生から感謝の言葉と花束が贈られました。
 今後も両先生には非常勤講師として別府大学の教育に関わっていただきます。心理臨床は、生涯研鑽が求められます。今後も後輩たちの良きモデルとして活躍されることを願っています。

 

[投稿日:2024年4月 2日]