稲見悠里さんが「日本ストレスマネジメント学会」の一般演題発表にて、奨励賞を受賞
本学大学院臨床心理学専攻修士課程2年次生の稲見悠里さんが、「日本ストレスマネジメント学会第15回学術大会(7/30-31:於別府大学)」での一般演題発表において、研究の科学的整合性、論究の妥当性、発展性にかかわる審査で優れた発表と認められ、奨励賞を受賞しました。
発表内容は、「ハーディネス向上効果プログラムの開発及び構成3要素の相互連携作用の検証」(共著:緒方康文(臨床心理学専攻修士2年次生)、矢島潤平(人間関係学科教授))と題して、学生を対象にハーディネス(ストレスへの耐性力)の向上を目的とした介入実践研究の成果をまとめたものです。稲見さんの開発した介入プログラムによって、ハーディネスの下位尺度であるコミットメント(ストレスと上手に距離をとる能力)が上昇することを報告したことが評価されました。
稲見さんは、「今は、修士論文を書き上げることと、臨床心理相談室での臨床活動に日々一生懸命取り組んでいるところです。今回の受賞は、矢島先生をはじめとして臨床心理学専攻の先生方のご指導のおかげと感謝しています。これを励みに更に邁進していきたいと思っています。」と喜びを語りました。
(写真上:左から、矢島教授、稲見悠里さん、緒方康文さん)
[投稿日:2016年8月16日]