食物栄養学科では、毎年8月に大分大学医学部・教育学部、大分県立看護科学大学の学生らと協力して大分県糖尿病協会が主催する、小児糖尿病サマーキャンプに参加しています。このキャンプは、Ⅰ型糖尿病の子どもたちと寝食を共にしながら、親睦を深めるとともに、糖尿病への理解を深め、共同生活による協調心や自立心を養うことを目的としています。食物栄養学科の学生は、キャンプ中に約1,000食分の食事作りやクッキング教室等での食育活動を担当しています。
　今年度の糖尿病サマーキャンプに向けて参加予定学生19名が集まり、事前学習会を行いました。今回は、食物栄養学科の樋園和仁教授を招き、Ⅰ型糖尿病についての基本的な知識や低血糖の症状、対処について学びました。参加学生は「事前にしっかり勉強をして、子どもたちに食育を中心に伝えたい」と、サマーキャンプに向けて意欲を見せていました。
　今後も糖尿病サマーキャンプに向け、提供する料理の試作など様々な事前研修を行う予定です。

[投稿日:2018年5月 8日]