7月23日 (土) に「大分スーパーサイエンスコンソーシアム（OSS コンソ）」の活動の一環で開催された、「スーパーサイエンスフェスタ」で、発酵食品学科の藤原秀彦准教授が出前実験を行ないました。OSS コンソとは県内の普通科高校全校が連携し、「大分からノーベル賞科学者を」を合い言葉に大分県の理数教育の充実・発展のため高い志を持った生徒・教員の集まりです。
　今年度は大分県教育センターで開催され、1年生（24人）対象に「遺伝子組換え実験」、2年生（19人）対象に「酵母バイオリアクター実験」を行ないました。
　遺伝子組換え実験では、生物がどのように新しい遺伝子を獲得するのか、その一端に触れることができました。
　また、バイオリアクター実験では、カプセルの中に酵母を閉じ込める酵母ビーズの作成、それを使った発酵、さらに最適な結果を得るための条件検討、結果からの化学計算等の盛りだくさんの内容で、参加した生徒の皆さんには学校で勉強した化学や生物の知識をフル活用し、課題に挑んでもらいました。
　発酵食品学科では学科設立初期から大分県下の高校の理科教育に協力し、積極的に出前実験・出前講義を行っています。今後も大分県の理科教育の一助となれるよう活動を行って行く予定です。

[投稿日:2016年7月26日]