11月9日(水)、第2回「学士力・キャリア教育向上ＦＤ研修会」を、メディア教育・研究センター（別府キャンパス）にて開催しました。この研修会は、「平成22年度大学教育・学生支援推進事業」の一環として、教職員の就職支援の指導力の向上とキャリア教育の意識の改革を図ることを目的に、年間3回開催しています。今回は、日本銀行大分支店長の大政浩一氏を講師にお招きし、「日本の金融経済の実情と大分県の景気動向～今、求められる社会人としての力～」をテーマにご講演いただきました。当日は、およそ70名の教職員が参加し、熱心に聴講しました。
　講演では、(1)景気の現状、(2)欧州債務危機、(3)震災に伴う復興需要、(4)わが国経済の中期的課題、(5)求められる社会人としての力などについて、ご自身の経験を踏まえながら、具体的でわかりやすい話をしていただきました。
　参加者から「世界や日本の経済状況から、企業が求める社会人としての力などにわたり、大変貴重なお話が聞けた。特に、大企業と中小企業で学生に求める資質に違いがあるというご指摘は、今後の学生指導においてとても参考になった。」との声が聞かれ、大変有意義な研修会となりました。

[投稿日:2011年11月18日]