【文化財研究所】第24回 別府大学文化財セミナー「文化財としての民具」
本学文化財研究所では、これまで埋蔵文化財を中心に文化財の保存と活用に関するセミナーを行ってまいりました。
今回のセミナーでは、市町村では埋蔵文化財と並んで数多く収集・保存活用されてきた人々の日常生活に関わる民具資料に着目していきます。民具資料の置かれている現状は厳しく、保存場所であった各地の博物館や資料館も平成大合併や建物の経年劣化に伴い、統廃合が進み、その中で民具の処分や廃棄も行なわれ、かつてのように生活道具が手作りされることも無くなり、民具資料の収集は難しくなっています。
そこで、改めて民具資料研究の意義を学ぶともに、現在抱えている民具資料の保存・活用の問題点について、本大学の卒業生で民具資料保存の現場に立つ者と本学での試みについて紹介しながら議論を深めていきます。
【一般の参加者について】
本セミナーは、一般の方もご来場いただけます。申込不要・入場無料です。なお、入場の際は、マスク着用、手指消毒、連絡先の記載について、ご協力お願いいたします。
学内駐車場はグラウンドのみご利用いただけますが、台数に限りがありますので、来場の際はできる限り公共交通機関をご利用下さい。近隣のコンビニエンスストアやスーパーなどへの無断駐車はしないようにお願い致します。
第24回 別府大学文化財セミナー「文化財としての民具」
日 程
令和4年12月3日(土)13:00~16:30 (受付 12:30~)
場 所
別府大学メデイア教育・研究センター4F メデイアホール
内 容
13:10~14:10 基調講演 「宮本常一と民具学のはじまり」
段上 達雄(別府大学 特任教授)
14:25~14:45 報 告1 「由布市歴史民俗資料館と民具」
平野 陸氏(由布市教育委員会社会教育課 主事)
14:45~15:05 報 告2 「美術館における民俗資料展示の可能性」
荒金 薫氏(別府市美術館 学芸員)
15:05~15:25 報 告3 「絹さん人形の保存について」
渡辺 智恵美(別府大学 教授)
15:30~16:00 パネルディスカッション 「地域における民具の保存と活用」
コーディネーター 福西 大輔(別府大学 准教授)
パネラー 段上 達雄(別府大学 特任教授)
平野 陸 氏(由布市教育委員会社会教育課)
荒金 薫 氏(別府市美術館 学芸員)
渡辺 智恵美(別府大学 教授)
16:00~16:20 閉会あいさつ 田中 裕介(文化財研究所 所長)
主 催:別府大学文化財研究所
共 催:由布市教育委員会、別府大学文学部史学・文化財学科、別府大学附属博物館
《お断り》
1.検温を実施し、37度5分以上ある方は入場をお断りさせていただきます。
2.手指の消毒をお願いします。
3.連絡先(氏名及び電話番号)のご記入をお願いします。(お預かりした個人情報は、保健所等公的機関による感染経路調査のために提供を求められた場合を除き他の目的には使用せず、個人情報保護法等に基づき厳重に管理します)
4.「3密」回避のため場内では所定の席にご着席ください。また、マスク着用のうえ、他の来場者とのソーシャル・ディスタンスにご留意ください。
- 開催日
- 2022年12月03日 13:00 〜 16:30
- 備考
- ※12:30より受付開始
- 会場
- 別府大学メディア教育・研究センター4階 メディアホール
- お問合わせ先等
- 主催:別府大学文化財研究所共催:由布市教育委員会 別府大学文学部史学・文化財学科 別府大学附属図書館問い合わせ先:別府大学文化財研究所(TEL 0977‐27‐6116)
参考資料
- 第24回 別府大学文化財セミナー「文化財としての民具」についてのお知らせ[PDF:608.2 KB]
[投稿日:2022年11月25日]