イベント

シンポジウム九州学「別府大学の建学精神とはなにか」

シンポジウム九州学「別府大学の建学精神とはなにか」

 今年度の公開講義「九州学」では、「九州の学のクロスロード 別府大学」をテーマとし、本学の若手教員や別府大学とかかわる地域の人材に登壇いただき、九州の学の拠点をめざした別府大学の原点を探るとともに、地域と別府大学との未来を語っていただくプログラムを実施しています。
 初代学長佐藤義詮は、西村伊作や与謝野晶子、与謝野鉄幹らの自由主義文化人によって創設された文化学院の第一期生でした。終戦直後、佐藤は、文化学院以来の自らの夢と理想を実現するため、熱い情熱で「真理はわれらを自由にする」という建学の精神を掲げ、大学の前身「別府女学院」を旗揚げしました。
 今回のシンポジウムでは、別府大学の原点を探るべく、文化学院の時代とそ
こに関わった人々、特に黄瀛(コウエイ)氏焦点を当てます。黄瀛氏は、昭和初期、詩人を志し、宮沢賢治や草野心平らとも深い交友関係があり、佐藤とも文化学院時代からの友人でした。講師の法政大学教授王敏(ワンミン)氏は、四川外国語学院大学院で黄瀛(コウエイ)氏に師事しました。今回、昭和初期の詩人たちの様相、学のクロスロードを紹介し手いただく中で、別府大学の原点を語る糸口を提供していただきます。

【シンポジウム九州学「別府大学の建学精神とはなにか」】
講 演〉 
佐藤義詮氏の友人黄瀛先生の人柄と学問
講師/法政大学教授 王敏

シンポジウム
「別府大学の建学精神とはなにか」
コーディネーター飯沼 賢司(別府大学教授)
パネリスト佐藤 瑠威(別府大学学長)、山本 晴樹(別府大学名誉教授)
篠藤 明徳(別府大学教授)、王 敏(法政大学教授)


    

 

開催日
2017年12 月16 日(土)
備考
13:00~16:30
会場
別府大学メディア教育・研究センターメディアホール
お問合わせ先等
別府大学地域連携推進センター TEL 0977-67-0101

参考資料

 

[投稿日:2017年12月11日]