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特別展示 「ポツンと文化財」

特別展示 「ポツンと文化財」

 本企画は、文学部史学・文化財学科4年生の重光宏哉さんが企画しました。重光さんは、国東市国見町出身で、祖先は江戸時代中期から橋本屋と称した商家として栄えました。実家の家屋は「重光家住宅主屋(昭和7年建造)」として登録有形文化財にも指定されています。
 今回の企画は、重光さんが自身のルーツをたどりながら、重光家に伝わる写真や民具、古文書などを展示します。


〇企画趣旨

 文化財を壊すとどうなるか?二度と修復ができません。 「ポツン...」と時代の流れに取り残される文化的資源を私たちが 保存・活用することで、次世代に向けての基盤を構築していかなければ 歴史・文化が廃れてしまいます。
 今回展示するのは「重光家住宅主屋」の写真・民具・古文書などです。 今回の展示を通して文化財の重用性や保存の必要性を考えていただくきっかけとなれば幸いです。

〇重光家住宅主屋【橋本屋】

<建物>
設計:吉武東里(国会議事堂設計者)、起工:昭和三年、棟上:昭和五年、完成:昭和七年
特徴:本を伏せたような切妻造りの入り母屋。北西の台所に明かり取りを兼ねた宝形屋根。
   継ぎ目の無い廊下。
<歴史>
江戸時代中期から向田川河口に橋本屋と称する商家を営み、相当規模の営業を続け明治期を迎え「卸売」「仲買」「小売」を主たる業務として商業圏を拡大していった。また、その土地の地主でもあった。

 

開催日
2024年01月09日 09:00 〜 01月29日 17:00
備考
土曜日は12:00まで<日曜日、12日(金)、13日(土)は休館>
会場
別府大学18号館2階ギャラリーホール
お問合わせ先等
お問い合わせ:0977-66-6262(別府大学広報室)

参考資料

 

[投稿日:2024年1月 5日]