シンポジウム「条里と道と祭祀-古代ローマと日本をつなぐ-」
中津市沖代には1300年以上前に作られた、「条里」と呼ばれる方格地割があります。条里地割は、かつて全国に見られましたが、開発によって失われつつあり、水田のまま残る沖代条里は極めて珍しいものになっています。
このような方格の土地地割制度は、古代中国や古代ローマなど世界的に共通性があることから、今回のシンポジウムでは、フランスからアントワーヌ・ペレス氏(モンペリエ第三大学准教授)をお招きし、ローマ、中国、日本という地域の地割、道、祭祀の共通性、違いなどを論じ、世界的な視点で沖代条里の価値付けを行うことを目指します。入場は無料です。
中津市・別府大学連携事業
シンポジウム「条里と道と祭祀 -古代ローマと日本をつなぐ-」
<プログラム>
記念講演
「古代ローマにおける方格地割の政治的機能と宗教的機能」
講師:アントワーヌ・ペレス(モンペリエ第三大学准教授)
パネルディスカッション
コーディネーター:飯沼賢司(別府大学教授)
パネリスト:アントワーヌ・ペレス(モンペリエ第三大学准教授)
山本晴樹(別府大学教授)
木本雅康(長崎外国語大学教授)
※本学学生による沖代条里調査についての発表も行われます
- 開催日
- 2015年9月27日(日)
- 備考
- 13:00~16:30
- 会場
- 中津市小幡記念図書館研修室
- お問合わせ先等
- 【主催】中津市・中津市教育員会・別府大学 【お問い合わせ】中津市教育委員会文化財課 TEL0979-22-1111
参考資料
- シンポジウム「条里と道と祭祀」[PDF:1.6 MB]
[投稿日:2015年9月 9日]