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食物栄養学科

食物栄養学科長メッセージ

食物栄養学科

少人数体制の実践的な学び

食物栄養学科長 安房田 司郎

別府大学食物栄養学科は、県下唯一の管理栄養士養成施設であり、「食を通して地域住民の健康と幸福の維持・増進に貢献できる」高度な知識と技術をもった食のエキスパート「管理栄養士」の養成を目指し、経験豊かな各分野の教員が懇切・丁寧な指導を行っています。専門分野の授業は少人数体制で、実験・実習を多く取り入れ、基礎から応用へと体系立った教育内容となっています。臨床・福祉施設での「臨床栄養学実習・給食経営管理実習」並びに保健所などでの「公衆栄養学実習」、また本学ならではのユニークな授業である地域住民への「栄養教育実習」、幼稚園児への「食育指導」、フランスでの「食文化研修」などを通して、実践的な技術の習得ができます。また、学生1人ひとりが教育目標を達成できるようにきめ細かな配慮がなされており、学生に問題が生じたときには直ちに、学科の全教員が一致団結して問題解決に取り組める体制が整っています。

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4年間の学びの流れ

4年間の学びの流れ

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学びのポイント

  • 「こころ」を理解する豊かな人間性を備えた管理栄養士の養成
  • 食を通して人々の「健康」を守る栄養教育のスペシャリストの養成
  • 保健・医療・福祉の現場で貢献できる栄養管理のプロの養成

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学科の特色

こころの機微にふれる

管理栄養士は人が相手ですから、人への愛情や人のこころの動きに対する洞察力が求められます。機械的に栄養価を計算するような簡単な仕事ではないことを理解してください。例えば、本学が食物栄養学科の教養科目の中に"文学"の授業を組み込んでいる理由は、そこにあります。作家や作品の名前を覚えることが目的ではなく、人間の内面の営みを描いた古今東西の文学作品に接することによって、人々の奥深いこころの機微にふれてほしいと考えているのです。何よりも、一人ひとりの"人としての尊厳"を見落としてはいけません。だからこそ、まだ人生経験の浅い学生たちが文学を通じて学ぶことは想像以上に多く、学生時代の文学体験は人に対する眼差しをきっとやさしくしてくれるはずです。

こころの貧しさを問う

満ち足りた食生活を実現するために、現代人はどのような食卓を作り上げていけばいいのでしょうか。
食物栄養学科で学ぶ「生活環境論」や「家族心理学」、「社会福祉概論」などの授業は、学生たちに考えるヒントを与えるものです。"豊かさの中でのこころの空しさ"が叫ばれる現代社会の中で、家族の食生活はどうあるべきか。学生同士で積極的にディスカッションしながら、じっくり解決策を模索してほしいと考えています。

文化の価値を知る

かつては、その季節にしか食べることのできない食べ物(旬のもの)があり、大きな歓びを持ってそうしたものを食べる文化が日本には残っていました。それぞれの地域ごとに特徴ある食事や食生活を大切にし、それが独自の食文化として私たちの生活文化の基盤となっていたのです。本学の管理栄養士の教育になぜ「食生活論」や「比較食文化論」を組み込んでいるかといえば、それは飽食の時代の中で食べ物と生活の関係を見直すためにほかなりません。消費を中心とした物質的な豊かさから、より文化的で精神的な豊かさへ。人々の価値観も変化しているいま、目の前の食卓の向こう側にある食をめぐる危機的な状況に警鐘を鳴らし、こころを育む食のあるべき姿を提示することは、管理栄養士の役割なのです。

食の歓びを創造する

最近、雑誌などで目にする機会が多い"フードスペシャリスト"という職業。その仕事は、食べ物の状態と食べる人の状態を最高に好ましい条件に整えることであり、安らぎと歓びの雰囲気を演出することです。一般にフードスペシャリストはメニュープランニングやテーブルコーディネートなどを行いますが、こうしたトータルなフードコーディネートの演出法は、これからの管理栄養士にも求められています。食物栄養学科では「フードコーディネート論」や「フードスペシャリスト論」をカリキュラムに加えていますが、温泉の町"別府"という立地も生かし、この街が培ってきたアメニティやホスピタリティ(もてなしの気持ち)を教育の中に反映させ、"食の歓び"まで創造できる管理栄養士を育てていきたいと考えています。

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