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別府大学短期大学部 学長 金子 進之助
短期大学は「深く専門の学芸を教授研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成すること」を設置目的としてます。本学の建学の精神は「真理はわれらを自由にする」というものです。これは短期大学設置目的の「深く専門の学芸を教授研究」というところと関係し、教員も学生も、単に専門的な技術能力を育成するだけではなく、物事の本当の成り立ちを調査し、検証し、自分で考えるということにつながります。つまり本学は物事の真理を探究しようという姿勢を大事にしているのです。
さて職業または実際生活に必要な能力の習得ということで言えば、各種の資格や免許に代表されるような能力の獲得を援助することになります。
そのために、詳しくこの資料をお読みいただければ判るように、本学各学科では皆さんのために数々の資格が取れるように準備しています。
ただ先日ある実業家の方が本学公開講座の講師としてお見え下さった時に、社会では単に名目的な資格であるならば要らない。社会で必要なものは積極性、責任感、自立心であるといっておられました。本学ではこれも大切なことだと考え、人間形成、就業力育成のために、一人一人の学生が専門的な知識だけではなく、個人として生きる力を獲得できるようなカリキュラムも準備しています。
平成23年3月11日に起こった東日本大震災は、日本人最大の関心事です。これからの復興に向けて全ての国民が協力していかなければならないと考えています。現在大変な状況にある現地のかたがたに、本学でも教職員が義捐金を集めてお送りしましたが、短期大学部では、大学の使命として、もしこのような被災時に遭遇した時に、学生が自らのいのちを守り、また将来専門家として自分が支援するかたがたに何ができるかを考え、実践できるようにと、特別教育カリキュラムを準備しました。皆さんが入学されてもこのプログラムは継続して行われることになっています。
ところで、平成22年度も多くの学生が巣立っていきました。本学は発足以来13,000有余名にわたる人材を地域に輩出し、多くの専門的な職場において卒業生が活躍しています。したがって卒業生の皆さんの就職においても、いち早く情報が得られることや、職場に出てからも先輩からの助言が得られやすいこと、また地元で就職した場合に仕事上の悩みが生じても母校に帰って教員からの助言・指導が得られるなど、歴史と伝統、それに地元で優秀な教員に学んだという利点が生かされています。平成22年度の就職率は食物栄養科・初等教育科・保育科は100%(求人数は卒業生の数を上回っていました)、地域総合科学科も約87%でした。本学が如何に地域の人材養成に寄与しているかお判りいただけると思います。
本学は入学した学生が将来その希望を満たし、社会に貢献できるように教員・職員が一丸となって支援してゆきたいと考えています。









