
令和8年10月19日、佐伯豊南高等学校総合学科2年生16名と引率教員2名が、本学石垣キャンパスを訪れ、体験学習を実施しました。
はじめに行われた全体会では、短期大学部初等教育科の楢崎信浩教授より、本日の体験学習の内容や初等教育科の教育・研究の特色、公務員講座をはじめとするキャリア支援の取り組みについて説明がありました。


その後のキャンパスツアーでは、3号館のピアノレッスン室や附属図書館を見学しました。図書館では絵本や紙芝居コーナーを見学し、幼児教育を学ぶための環境について理解を深めました。



また、別府大学附属幼稚園へ移動し、施設見学を行うとともに、満3歳児クラスの園児たちとの交流を体験しました。さらに、11月に開催される運動会に向けて練習に取り組む3歳児から5歳児までの園児たちの活動を見学し、幼児教育の現場や子どもたちの成長を支える保育の実際について学びました。



昼食は学生食堂「キッチンサブロー」でとり、実際のキャンパスライフを体験しました。
午後には、佐伯豊南高校卒業生である河野碧音さん(短期大学部食物栄養科1年)、若林咲良さん(短期大学部初等教育科1年)、藤田咲来さん(短期大学部初等教育科1年)による先輩学生との交流会が行われました。
交流会では、入学試験に向けて準備しておくべきことや大学での学修、試験、就職活動などについて質問が寄せられ、先輩学生たちが自身の経験を交えながら丁寧に回答しました。高校生たちは大学生活の実際の様子を知ることで、進路選択への理解を深めていました。



続いて模擬授業が行われました。まず、初等教育科の模擬授業が別府大学附属幼稚園で実施され、初等教育科准教授で附属幼稚園長を務める後藤裕之准教授が「巧技台を組み立てて子どもが主体的に体を動かす環境を作ってみよう」をテーマに授業を行いました。


生徒たちは2グループに分かれて技巧台を組み立てながら、幼児がどのような遊びを展開するのかを考え、主体的な活動を促す保育環境づくりについて学びました。また、フラフープなどを使ったイニシアティブゲームにも取り組み、コミュニケーション能力の向上につながる遊びの工夫について理解を深めました。


さらに、佐伯豊南高校の卒業生で、現在附属幼稚園において教育実習を行っている河野望実さん(初等教育科2年)から、教育実習での学びや幼稚園教諭を目指すうえで大切なことについて後輩たちへメッセージが送られました。


その後、23号館実習食堂・演習室に移動し、食物栄養科の模擬授業が行われました。授業では、衛藤大青准教授が「お菓子のパッケージから学ぶ食品表示」をテーマに講義を実施しました。食品表示法に基づく食品表示のルールや、食品表示基準によって表示内容が定められていることについて説明があり、生徒たちは実際のお菓子のパッケージを見ながら、商品名と名称の違い、アレルギー表示、栄養成分表示などについて学習しました。普段何気なく目にしている食品表示が、消費者の健康や食の安全を支える重要な情報であることへの理解を深める機会となりました。



参加した生徒からは、「大学での学びを具体的に知ることができた」「探究活動について専門的なアドバイスをもらえて勉強になった」「先輩学生の話を聞くことができて進路選択の参考になった」といった感想が寄せられました。また、「先輩方の体験談やアドバイスをもっと聞きたかった」という声も聞かれ、体験学習が充実した学びの機会となったことがうかがえました。生徒たちは大学での学びや将来の可能性について理解を深め、多くの気づきや学びを得た様子でした。
今回の体験学習を通して、生徒の皆さんは大学での学びや学生生活について理解を深めるとともに、それぞれの進路について考える貴重な機会となりました。将来の進学先や職業選択を考える上で、有意義な一日となったことと思います。


