
令和8年5月14日(木)、本学国際経営学科(小野貴史講師担当ゼミ)では、日出町内の観光施設および歴史・平和関連施設においてフィールドワークを実施しました。3年ゼミ生16名(日本人学生13名、留学生3名)が参加し、地域の観光資源について理解を深めました。
本フィールドワークは、観光・地域経営コースの学びの一環として、地域における多様な観光資源の実態や課題を現地で体感し、観光ビジネスと地域資源の活用について実践的に考察することを目的として実施されたものです。
はじめに、「グランヴィリオホテル別府湾 -和蔵-」を訪問し、矢尾 竜之介 支配人および本ゼミ卒業生で、現在フロントで勤務されている森 荘汰 先輩よりホテルのコンセプトや、特徴、サービス等についてご説明いただきました。
客室や温泉設備、オールインクルーシブによるサービス展開など、「おもてなし」の工夫やデザイン戦略について学ぶとともに、レベニューマネジメントやインバウンド対応など、観光ビジネスの最前線について理解を深めました。また、卒業生から就職活動に関するアドバイスをいただく貴重な機会ともなりました。



続いて、日出町歴史資料館および城下公園を訪問し、館長の平井義人様をはじめとする職員の方々の解説のもと、地域の歴史資源について学びました。日出藩主木下家の歴史や、ポルトガル人メンデス・ピントに関わる国際交流、さらに戦時中の「空母海鷹」や人間魚雷「回天」に関連する史跡など、地域に根差しながらも世界的価値を持つ資源について理解を深める機会となりました。



フィールドワーク後にはゼミ内で事後学習を実施し、「地方行政における観光資源の活用」をテーマにグループディスカッションを行いました。学生たちからは、ホテルのサービス戦略やブランディングに関する具体的な気づきが多く挙げられたほか、「優れた観光資源がありながら認知度が低い」という地域課題の指摘もありました。
さらに、「ホテルと連携した展示や解説の充実」「歴史人物をテーマとした街歩き企画」「ピースツーリズムと景観を組み合わせたストーリー性のある観光提案」など、主体的なアイデアが多数提案されました。
今回のフィールドワークを通して、学生は観光ビジネスと地域資源を結び付けて考える視点を養うとともに、今後の研究テーマの方向性を具体化することができました。


