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TOP お知らせ&トピックス 【史学・文化財学科】上人小学校教員を対象に国指定史跡「鬼ノ岩屋古墳」説明会・現地見学会を実施
2026.09.25
【史学・文化財学科】上人小学校教員を対象に国指定史跡「鬼ノ岩屋古墳」説明会・現地見学会を実施

 
 令和8年9月9日、別府市立上人小学校において、本学史学・文化財学科の玉川剛司教授を講師に迎え、上人小学校教員22名を対象とした国指定史跡「鬼ノ岩屋古墳」の説明会および現地見学会を実施しました。
 
 本説明会は、上人小学校に隣接する国指定史跡「鬼ノ岩屋古墳」について、教員の皆さまに理解を深めていただき、今後の児童教育に活かしていただくことを目的として開催されたものです。玉川教授は、別府大学文化財研究所による鬼ノ岩屋古墳の学術調査にも長年携わっています。
 
 はじめに、上人小学校多目的ホールにおいて、「鬼ノ岩屋古墳の装飾」をテーマとした講義が行われました。
 講義では、鬼ノ岩屋古墳の大きな特徴である「装飾古墳」について解説があり、装飾古墳とはどのようなものか、その描かれ方や彩色方法、装飾の特徴などについて説明がなされました。
 
 また、古墳内部に描かれた盾や船、人物、馬などの文様についても紹介され、壁面を直接観察した際の状況や、赤外線調査によって確認された装飾の内容について、画像を用いながら分かりやすく説明がありました。
 さらに、鬼ノ岩屋古墳の築造時期や彩色方法、使用された顔料、装飾が施された箇所などについても、平面図や調査資料を用いながら詳しく解説が行われました。

 
 玉川教授は、「国指定史跡の古墳が小学校の敷地内に存在することは非常に珍しいことです。子どもたちにも地域の貴重な歴史遺産が身近にあることをぜひ知ってもらいたい」とメッセージを送っていました。
 
 講義終了後は、実際に鬼ノ岩屋古墳1号墳・2号墳へ移動し、現地見学を実施しました。参加した教員の皆さんは、玉川教授の解説を聞きながら石室内部を見学し、装飾が確認されている箇所などを実際に観察しました。

 
 今回の説明会を通して、上人小学校の教員の皆さまに鬼ノ岩屋古墳の歴史的価値や学術的意義について理解を深めていただくとともに、地域の貴重な文化遺産を教育活動に活用するための学びの機会となりました。

 本学では今後も、調査・研究成果を地域へ還元し、文化財の保存・活用と地域教育への貢献に取り組んでまいります。

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