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TOP お知らせ&トピックス 【別府大学附属博物館】 夏休み企画イベント「勾玉をつくってみよう!」を開催しました
2025.08.20
【別府大学附属博物館】 夏休み企画イベント「勾玉をつくってみよう!」を開催しました


 令和7年8月9日(土)と10日(日)の2日間、別府大学附属博物館(別府大学33号館)にて、夏休み企画イベント「勾玉をつくってみよう!」を開催しました。

 このイベントは、別府市内の小学生とその保護者を対象に、親子で一緒にものづくりを楽しみながら、歴史や文化への関心を育むことを目的として企画されたものです。また、別府大学附属博物館をより身近に感じていただき、夏休みの楽しい思い出づくりの場として活用していただくことも目的としています。
 イベントの冒頭では、附属博物館館長である上野淳也教授(史学・文化財学科)が、古代の装身具である「勾玉」について、素材や用途、そしてこれまでに県内で発掘された事例などをわかりやすく解説しました。続いて、文化財研究所の安田豊研究員が、勾玉の作り方について順を追って丁寧に説明を行いました。
 体験では、史学・文化財学科の学生3名が補助に入り、参加者は柔らかい石である滑石(かっせき)に自分の好きな形を描き、紙やすりを使って丁寧に削りながら勾玉を仕上げていきました。子どもたちは楽しみながらも真剣な表情で、自分だけのオリジナル勾玉づくりに取り組んでいました。
 終了後には、博物館2階の展示室を見学し、史学・文化財学科による発掘調査で出土した展示品を鑑賞しました。参加者からは「とても楽しかった」「また博物館に来たい」といった声が寄せられ、親子で充実した夏休みのひとときを過ごすことができました。

 別府大学附属博物館では、今後も地域の皆様に歴史や文化を身近に感じていただけるようなイベントを企画・開催してまいります。

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