
令和8年8月7日、本学附属博物館において、「夏休み企画イベント『勾玉を作ってみよう!』」を開催しました。当日は、小学生9名とその保護者3名が参加し、本学学生2名も補助スタッフとして活動しました。
本講座は、毎年好評をいただいている夏休み企画で、古代の装身具である「勾玉」づくりを体験しながら、歴史や文化への関心を深めてもらうことを目的として実施しています。
はじめに、上野淳也附属博物館長より、「勾玉とは何か」「古代にはどのように使われていたのか」について説明がありました。また、今回の勾玉の材料である滑石(かっせき)の特徴や、古代に勾玉や矢じりの材料として利用された黒曜石などの鉱物について、実物を手に取りながら紹介されました。参加した児童たちは、鉱物の手触りや質感を確かめながら、古代の人々の暮らしやものづくりについて理解を深めていました。


続いて行われた勾玉づくりでは、安田豊学芸員から制作方法について説明を受けた後、参加者は大学生のサポートを受けながら作業に取り組みました。まず、長方形の滑石に勾玉の形を描き、粗さの異なるサンドペーパーを使って削りながら形を整えました。最後に紐を通して完成となり、参加した児童たちはそれぞれ個性豊かな勾玉を作り上げていました。

勾玉づくりの後は、附属博物館2階展示室を見学しました。本学学生が発掘調査に携わった実物の勾玉も展示されており、発掘された場所や時代について解説を受けながら、熱心に見学していました。

参加した児童たちにとって、ものづくりを楽しみながら古代の人々の暮らしや文化に触れることのできる貴重な機会となりました。また、夏休みの学びの場として、歴史や文化財への興味・関心を深める有意義な講座となりました。



