
令和8年6月18日(木)、別府大学学長室にて、名誉教授授与式が挙行され、昨年度退職された国際言語・文化学科元教授の篠﨑 悠美子 氏に名誉教授の称号が授与されました。
篠﨑元教授は、平成11年4月に文学部助教授として着任し、令和8年3月末まで約27年間の長きにわたり、美学・美術史学科、芸術文化学科、国際言語・文化学科の教員として、また、大学院文学研究科でも指導教員として教育に尽力され、特に文化財保存修復演習や文化財科学演習において院生を指導し、実務家としての豊富な経験を活かして、美術作品の修復・保存に関する実践的かつ専門的な教育に大きく貢献されました。
研究者としては、日本画およびその修復を専門とし、6回の個人展と16回のグループ展に参加するなど、精力的に制作・発表活動を行われ、1998年にはワコール銀座アートスペースや銀座彩林堂画廊で個展を開催し、その後も銀座の画廊や福岡、東京(京王プラザホテル)などで展示を重ね、多様な作品を発表されました。
さらに文化財保存・修復の分野では、新薬師寺の四天王像の補彩(1992年)、天龍寺の天井画制作(1997年)への参加をはじめ、日光山輪王寺の『稲荷像』『聖徳孝養像』の彩色、熱田神宮の『踏歌神書面』『茶枳尼天』の彩色、『鎮メ鬼古面の仮修理』の受託研究など、多くの貴重な文化財の保存・修復に携わり、日本の文化財保護に顕著な成果を挙げられました。
授与式では、友永植学長から名誉教授の称号が授与され、教育・研究上の功績や本学への貢献に対して感謝とお祝いの言葉が述べられました。




