
令和8年5月19日(火)、23号館食品加工学実習室において、短期大学部食物栄養科の2年生35名が別府大学附属幼稚園の5歳児37名を対象に「みそづくり体験」を実施しました。この取り組みは「みそづくり」をテーマに、子どもたちに食の大切さや楽しさを伝え、自ら進んで食べようとする気持ちが育つことを目的として実施しています。


はじめに学生たちが手作りしたパネルを使って、材料についての説明が行われました。「みそ」の材料について学んだ園児たちは、担当教員である食物栄養科 海陸 留美 教授のお手本を見ながら実際に学生と力を合わせて「みそづくり」に取り掛かりました。
「みそづくり」の工程の中で、麹やみその香りを嗅いで香りの変化を楽しんだり、みその硬さを耳たぶ程度のかたさになるように、学生と自分の耳たぶの硬さを比べながら調節したりするなど終始楽しく賑やかな雰囲気に包まれました。



この取り組みは応用栄養学実習の一環で毎年実施しており、学生と一緒に作った園児の味噌を少しずつ継ぎ足し、伝統の味と思いをつなぐ取り組みを行っております。そのため歴代の学生と園児がつくってきた味噌が発酵を促進させる役割として今回のみそに混ぜ合わせています。
海陸教授は「伝統の味噌の味を受け継いでいることはとても大切なことなんだよ」と園児たちに伝え、大豆からのお願いとして「熱いとお味噌になれません。涼しくて暗い場所が好きです。その場所を先生と一緒に探してください。」とお願いしました。 お願いを聞いた園児たちに「持って帰るおみそはどうする?」と尋ねると「育てる!」と声をそろえて応えていました。
最後には学生から園児たちに「みそづくり」のレシピと、当日の食育体験にちなんだ「なぞなぞあそび」のお手紙をプレゼントし、幼稚園における食育を家庭にも繋がるようにしています。


この日仕込んだみそは約半年間幼稚園で熟成され、完成する予定で、園児たちが小学校1年生になる前に自分たちの作った味噌が給食で提供されます。
この活動が、学生たちにとって幼児教育現場における食育指導の一助となり、園児たちにとって食に対する興味関心から食べることの楽しさを体験できる貴重な経験となりました。


