関連リンク

お知らせ&トピックス

[ news & topics ]

TOP お知らせ&トピックス おせち料理を学ぶ「調理実習Ⅰ」を開催 — 食物栄養科1年生が伝統食文化に触れる —
2025.12.23
おせち料理を学ぶ「調理実習Ⅰ」を開催 — 食物栄養科1年生が伝統食文化に触れる —

 
 別府大学短期大学部食物栄養科では、毎年、年始を前に日本の伝統的なお正月料理である「おせち料理」を制作する調理実習を行っています。今年も1年生を対象とした授業「調理実習Ⅰ」の一環として、令和7年12月16日(火)および23日(火)の2回にわたり、おせち料理をテーマにした実習を実施します。
 第1回となる12月16日(火)の授業には、食物栄養科1年生32名が参加し、伊藤京子教授(食物栄養科)の指導のもと、講義と調理実習を行いました。
 授業の前半では、家族の健康や幸せを願って食べる特別な料理である「おせち料理」について学習しました。おせちの起源が、季節の節目を祝う「節供(せちく)」にあることや、料理を重箱に詰めるのは「めでたさを重ねる」という意味が込められていることなど、文化的背景について理解を深めました。また、黒豆や数の子など、一つひとつの料理に込められた願いについても学びました。


 後半の調理実習では、黒豆、たたきごぼう、ごまめ、数の子、伊達巻、栗きんとん、お雑煮の7品目を、8つの班に分かれて調理しました。完成した料理は班ごとに盛り付け、試食と評価を行い、伝統料理の調理技術や味わいを体験的に学びました。
 
 次回(12月23日)の授業では、昆布巻き、紅白なます、えびの艶煮、ぶりの照り焼き、筑前煮の調理を行う予定です。本実習を通して、学生たちは日本の食文化を理解するとともに、栄養士としての専門性をさらに高めていきます。

カテゴリー

この記事をシェアする

関連リンク