
別府大学附属図書館では、公開講座として「読書会2_『こころ』の恋愛事情〜夏目漱石『こころ』から〜」を開催しました。
本読書会では、夏目漱石の名作『こころ』を題材に、「先生の奥さんは本当は誰を好きだったのか?」というユニークな視点から作品を読み解きました。ファシリテーターは、図書館友の会(FOBUL)代表で国際言語・文化学科3年生の小野駿さんが務め、参加者の事前提出による感想をもとに意見を紹介しながら、グループディスカッションを通じて作品の深い理解を目指しました。
当日は、附属図書館に14名、オンラインで3名、丸善リバーウォーク北九州店(北九州市小倉北区)のセミナールームに7名が参加し、4つのグループに分かれて議論を展開。「奥さんは『私』に惹かれていたのか、それとも『先生』に惹かれていたのか?」というテーマについて、それぞれの視点から考察を行い、活発な意見交換が行われました。
本講座は、附属図書館と丸善リバーウォーク北九州店をオンラインで繋ぐハイブリッド形式で実施され、場所を越えた交流の場となりました。
なお、本読書会は今回が2回目の開催となり、今後も継続的な開催が予定されています。


