
令和7年8月25日から28日の4日間、国際言語・文化学科の学生11名と教員2名が、「世界遺産研究(国内)」の授業の一環として、北海道(函館市、室蘭市、白老町、札幌市)を訪れる研修旅行を実施しました。
本研修では、2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された「大船遺跡」や、2007年に国宝に指定された「中空土偶」などを見学しました。学生たちは、竪穴式住居への入室体験や「組紐作り」への挑戦を通じて、縄文時代の生活文化を体感しました。
また、五稜郭や函館山、ウポポイ(民族共生象徴空間)など、歴史・文化・自然を学べる多様な施設を訪問。各地の特色ある展示や風景を楽しみながら、学びを深めていました。さらに、登別地獄谷や洞爺湖などの雄大な自然も満喫しました。
参加学生からは、「古代と現在のつながりを感じることができた」「土方歳三が現代を見たらどう思うかと想像した」「アイヌ文化に強く興味を持った」などの感想が寄せられました。
今回の研修で得た学びや体験が、今後の研究や創作活動、そしてそれぞれの成長につながっていくことを期待しています。

