
本学では、旅行・観光業界への就職を希望する学生を対象に、「総合・国内旅程管理主任者研修(講習・修了試験)」を令和7年8月7日、8日、18日の3日間にわたり実施しました。
本研修には、国際経営学科および史学・文化財学科の学生17名が参加しました。アフターコロナに伴う観光需要の急速な回復により、旅行・観光業界では深刻な人材不足が課題となっています。こうした社会的背景を踏まえ、本学では業界ニーズに応える人材の育成を目的として、添乗業務に必要な「旅程管理主任者資格」の取得を支援する講座と試験を実施しました。
研修では、国際経営学科の小野貴史講師(トラベル&コンダクターカレッジ登録講師)が講師を務め、関係法令、国内・海外添乗実務、語学(英語)などの講義を行いました。最終日には修了テストも実施され、受講生たちは真剣に取り組んでいました。
なお、9月には、国内旅程管理者資格取得者を対象とした実地研修、および総合旅程管理者資格取得を目指す学生向けの海外実地研修も予定されています。
本学では今後も、実践的な学びを通じて、観光業界を支える人材の育成に力を入れてまいります。

