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TOP お知らせ&トピックス 【短大:食物栄養科】令和7年度「プロの料理人から学ぶ調理実習」を開催しました
2025.06.11
【短大:食物栄養科】令和7年度「プロの料理人から学ぶ調理実習」を開催しました


 令和7年6月11日、短期大学部食物栄養科の2年生を対象に、特別調理実習「令和7年度プロの料理人から学ぶ調理実習」が開催されました。参加した学生は33名で、実習にはホテル白菊 「日本料理 菊彩香」の料理長である天野耕作氏を講師としてお迎えしました。
 この実習は、「調理ができる栄養士」の育成を目指す本学科の教育方針に基づき、学生の料理技術と意識の向上を目的として実施されたものです。プロの料理人から直接指導を受けることで、学生たちは日本料理の繊細さや奥深さを体感し、実践的な学びを深めました。

 はじめに、天野先生による調理のデモンストレーションから始まり、先生の手際よい調理の様子に、学生たちは真剣な眼差しで見入っていました。続いて、学生自身が調理に挑戦。先生の丁寧な指導のもと、慣れないながらも一生懸命に取り組みました。調理後は、完成した料理を試食し、味や盛り付けについての理解を深めました。最後には、天野先生から総評をいただき、料理人としての心構えや食材への敬意についても学ぶことができました。

 今回の実習で学生たちが調理した料理は、煮物椀「海老真蒸 清汁仕立て」と、お造り「関伊佐木へぎ造り」の二品です。海老真蒸はふんわりとした食感と澄んだ出汁が絶妙に調和した一品で、関伊佐木のへぎ造りは、旬の魚の美しさと味わいを最大限に引き出した逸品でした。学生たちは自らの手で作り上げた料理をおいしく味わいながら、日本料理の魅力を改めて実感していました。
 学生からは、「プロの技術を間近で見ることができて感動した」「料理に対する意識が変わった」といった声が多く聞かれ、非常に充実した学びの時間となりました。
 本学食物栄養科では、今後もこのような実践的な学びの機会を通じて、調理技術と栄養の知識を兼ね備えた栄養士の育成に力を入れてまいります。

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