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2025.10.10
看護職の種類を解説!病院・企業・学校など働き方の違いとは?

看護職にはいくつかの種類があり、資格や仕事内容、働く場所も多岐にわたります。
この記事では、看護職の4つの種類とその違い、働き方についてわかりやすくご紹介します。

「どんな看護職を目指したいか」「自分に合った働き方は?」そんな疑問に答えるヒントが見つかる内容です。
ぜひ進路選びの参考にしてください。

看護職の4つの種類とは

看護職という職業には、実は4つの種類があることをご存じでしょうか。
どの職種も人々の健康を守るという共通の目的を持っていますが、資格や役割、働く場所に違いがあります。
ここでは、それぞれの看護職について、具体的な特徴や仕事内容を紹介します。
自分がどの道を目指すのかを考える第一歩として、まずは看護職の種類を知っておきましょう。

 

保健師

保健師は、看護師資格に加えて、保健師養成課程を修了し、保健師国家試験に合格した人がなれる職種です。
地域住民の健康づくりや病気の予防、健康相談などが主な仕事。
保健師は主に保健所や市町村の健康センター、企業(産業保健)などで働いており、それぞれ異なる対象者に健康支援を行います。
学校で働くのは主に養護教諭ですが、保健師が教育分野と連携して健康指導を行う場合もあります。
地域全体の健康を支える役割を担っています。

 

助産師

助産師は、看護師資格を持ったうえで、さらに助産師養成課程を修了し、助産師国家試験に合格した人がなれる専門職です。

主な仕事は、妊産褥婦さんのケアや出産の介助、新生児の保健指導など。
病院の産婦人科や助産院だけでなく、地域の母子保健センターなどでも活躍しています。命の誕生に直接関わる、やりがいの大きい仕事です。

    

看護師

看護師は、厚生労働大臣の免許を受けて働く国家資格です。

主な仕事は、病気やケガをした患者さんの療養上の世話や診療の補助。
病院やクリニックだけでなく、訪問看護や企業の健康管理部門、福祉施設、児童養護施設など幅広い場所で活躍しています。
医療チームの一員として、患者さんやご家族を支える重要な役割を担います。

看護師が活躍する職場と働き方の特徴とは?

看護師の資格を持っていると、病院以外にも多彩なフィールドで活躍の場があります。
どんな職場があるのか、また働き方にはどんな違いがあるのかを知ることで、自分の将来像をより明確にイメージできるようになります。
ここでは、代表的な職場の種類と働き方の特徴を紹介します。

 

病院・クリニック

病院やクリニックは、看護師が最も多く働く場所。
患者さんのケアや診療補助、医療チームの一員としての役割が中心。夜勤や交代勤務があることも多く、体力やチームワークが求められます。集中治療室や手術室、救急外来などで活躍しています。また、専門性を高めて、認定看護師、専門看護師、NP(診療看護師)等としてキャリアアップする道もあります。

訪問看護

訪問看護師として、患者さんの自宅を訪れてケアを提供する仕事です。[1] 
住み慣れた地域で療養している方々の健康増進に寄与しています。
現在の高齢社会の中で、増々ニーズが高まっています。自立した生活を支援したり、ターミナルケア(終末期ケア)を行うことも。自分でスケジュールを組み立てる働き方や、地域に密着した看護に魅力を感じる人に向いています。

 

介護・福祉施設

介護施設や福祉施設で働く看護師も増えています。
利用者の日常的な健康管理や、医療的ケアが主な業務。病院とは違い、長期的な関わりの中で利用者や家族と信頼関係を築くことができます。

 

企業・学校・行政

企業の健康管理室や、学校の保健室、保健所などで働く看護師もいます。
産業看護師や養護教諭、保健師として、従業員や生徒、地域住民の健康管理や保健指導を行います。日勤中心で、ワークライフバランスを重視した働き方ができるのも特徴です。
また、大学や看護専門学校で教育・研究に携わる看護師もいます。専門知識や臨床経験を生かして、未来の医療人材の育成に貢献する仕事です。
例えば、企業の健康管理室で働く看護師は、従業員の健康診断やメンタルヘルス相談、職場環境の改善提案など幅広い業務を担当します。学校では、児童や生徒のケガや体調不良の対応だけでなく、健康教育や予防活動も重要な役割です。

自分に合った働き方を見つけるには?

看護師の道には、さまざまな選択肢があります。

どの種類の看護師を目指すのか、どんな職場でどんな働き方をしたいのか、自分自身の希望や適性を考えることが大切です。ここでは、進路選びのヒントや考え方を紹介します。 

  

自分の興味・関心を見つめ直す

「人とじっくり関わりたい」「命の誕生に立ち会いたい」「地域全体の健康を支えたい」など、自分がどんな看護をしたいのかを考えてみましょう。
例えば、出産や育児に関心があるなら助産師、地域の健康づくりに興味があるなら保健師という選択肢もあります。 

 

資格取得のルートを調べる

保健師、助産師、看護師、准看護師[1] 、それぞれ資格取得の方法や必要な学びが異なります。
自分が目指す職種に必要な進学先や、資格取得後のキャリアパスを早めに調べておくと安心です。 

 

先輩の体験談を参考にする

実際に現場で働く看護師の声や、進学・就職の体験談を聞くのもおすすめです。
例えば、病院で経験を積んでから訪問看護に転職した人や、保健師として行政で働く人など、多様なキャリアの事例からヒントが得られます

 

ライフスタイルとのバランス

夜勤やシフト勤務が多い職場もあれば、日勤中心で家庭やプライベートと両立しやすい職場もあります。
将来のライフプランも視野に入れて、自分に合った働き方を選びましょう。

まとめ

看護師の種類は「保健師」「助産師」「看護師」「准看護師[1] の4つがあり、それぞれ資格や仕事内容、働く場所が異なります。
病院やクリニックだけでなく、介護施設、訪問看護、企業、学校、行政などの多様なフィールドで活躍できるのが看護職の魅力です。
自分の興味や将来像に合わせて、どんな看護師を目指すのか、どんな働き方をしたいのかをじっくり考えてみてください。
別府大学の看護学部看護学科では、幅広い看護職への理解と実践力を養うためのカリキュラムが用意されており、4年間を通したシミュレーション教育で将来の進路に応じた多様なサポートが受けられます。
看護の現状を幅広い視点で捉え、自ら課題に気づき、積極的に解決へと行動できる人へと成長するために、教職員が全力でサポートしています。

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