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2025.07.23
第10回九州文化財学研究会「3D考古学の実践と活用」開催

 近年、異常気象や地震などの自然災害により、多くの文化財が被災する事例が相次いでいます。こうした状況を受け、文化財の減災対策や保存活用の重要性が一層高まっています。
別府大学では、九州地域における文化財の保存力向上を目的として、2016年度より「九州文化財保存推進連絡会議」(九州各県の自治体で構成)および「九州文化財保存学研究会」(研究者・文化財専門職員・一般参加者で構成)を開催してまいりました。本年度は、記念すべき第10回目の開催となります。
今回の研究会では、「九州における3D考古学の実践と活用」をテーマに掲げ、九州各地で考古学の3D計測やデジタル化に取り組む専門家をお招きし、各団体・個人による最新の取り組みを紹介いたします。
さらに、2日目には実践的なワークショップとして、「写真測量(SfM/MVS)講座」を開催予定です。参加者は、3D技術の基礎から応用までを実体験を通じて学ぶことができ、文化財のデジタル保存に関する理解を深める貴重な機会となります。
多くの方のご来場を、心よりお待ち申し上げております。

第10回九州文化財保存学研究会「九州における3D考古学の実践と活用」
【1日目 九州文化財保存学研究会】
◆日時:令和7年7月26日(土)、13:40~17:10
・13:40~17:10 開会
・13:50~14:20 「別府大学における3D 考古学の実践と活用」玉川剛司(別府大学史学・文化財学科准教授)
・14:20~14:50 「石碑の三次元計測と銘文の可視化―熊本城清爽園内所在の記念碑を事例に―」矢野稔貴(熊本城調査研究センター)
・15:00~15:30 「九州文化財計測支援集団」永見秀徳(九州文化財計測支援集団)
・15:30~16:00 「GIS・RTK ・ 3 D を利用した埋蔵文化財照会から確認調査までのデジタルフロー」宮本利邦(阿蘇市教育委員会)

◆場所:別府大学32号館400番教室(大分県別府市北石垣82)
◆対象:一般、申込不要、入場無料

【2日目 ワークショップ「写真測量(SfM/MVS)講座」】
◆場所:別府大学歴史文化総合研究センター実習室2(大分県別府市桜ケ丘5ー2)
◆日時:令和7年7月27日(日)、9:30~15:00
◆定員:先着30名 ※要申し込み(こちらのURLよりお申込みください https://x.gd/BjPZY
◆対象:一般、参加費無料
◆主催:別府大学史学・文化財学科、別府大学研究ブランディング事業実行委員会、九州文化財保存推進連絡会議

日時 令和7年7月26日(土)、27日(日)
会場 1日目:別府大学32号館400番教室(大分県別府市北石垣82)、2日目:別府大学歴史文化総合研究センター実習室2(大分県別府市桜ケ丘5ー2)
お問合わせ先等 別府大学文化財研究所 TEL:0977-27-6203
※担当者不在の場合は TEL:0977-27-6116

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