
令和7年6月26日、別府大学は文化庁より「日本遺産サポーター大学」に認定されました。本シンポジウムはその記念として開催されるものです。
日本遺産『鬼が仏になった里「くにさき」』は、豊かな自然と歴史文化に恵まれる国東半島を舞台としています。同半島には世界農業遺産「国東半島宇佐地域」や「宇佐国東半島観光・地域振興広域連携Project推進協議会」といった枠組みもありますが、これまで日本遺産との間に明確な協力関係は築かれてきませんでした。
別府大学は長年にわたり、国東半島での学術調査や地域振興に関わり、各取組と密接な協力関係を築いてきました。そして今回の登録により、それぞれの枠組みを結びつける「ハブ」としての役割が一層明確化しました。また、文化庁の日本遺産制度が掲げる「文化財の観光活用」という目的に照らせば、大学に求められる使命は研究にとどまらず、観光や文化財の現場を担う次世代人材の育成へと広がります。観光資格を持つ学芸員、あるいは学芸員資格を備えた観光人材といった新しい人材像の育成は、大分県のみならず九州全体の地域振興に貢献しうるものです。
本シンポジウムでは、別府大学が果たすべき地域連携と人材育成の役割を多角的に議論し、将来への展望を拓くことを目的としています。
※駐車場の数に限りがありますので、公共交通機関の利用にご協力くださいますようお願い申し上げます。
※公開講座として実施いたしますので、アンケートへのご協力をよろしくお願い申し上げます。
※当日はスライドや映像資料を投影するため、会場の照明を暗くする予定です。暗所が不都合な来場者の方のため、会場の様子を中継する第2会場を設けております。400番教室前の受付にてお申し出ください。
【申込不要・参加費無料】別府大学・日本遺産「くにさき」主催「日本遺産サポーター大学」登録記念シンポジウム
「歴史と観光が未来をつくる―別府大学と日本遺産「くにさき」の挑戦―」
司会:赤松秀亮(別府大学史学・文化財学科 准教授)
開会挨拶(13:00〜13:10)
第1部:国東地域における連携の現在と展望(13:10〜14:40)
1「日本遺産「くにさき」と別府大学、協働の歩み」松本 卓也 氏 (豊後高田市文化財専門員)
2「「世界農業遺産」と「日本遺産」に学ぶ水環境史の再構築―陸水系物質輸送の現在と過去―」齋藤 圭(別府大学発酵食品学科 講師)
3「観光業から見た地域課題と大学への期待」クリスティ・ポール 氏(Walk Japan Ltd. CEO The Japan Travel Company株式会社会長)
14:40〜14:50 休憩(10分)
第2部:人材育成における「歴史×観光」の可能性(15:00〜16:20)
1「博物館と文化観光―新しい観光を切り開く学芸員の課題と可能性―」福西 大輔 (別府大学史学・文化財学科 准教授)
2「「歴史×観光」人材育成の意義と展望」小野 貴史 (別府大学国際経営学科 講師)
3学生発表(各10分)「国東半島との出会いが拓いた私の進路」
「対馬から国東半島へ―日本遺産からの学びで見つけた私が歩む道―」青柳 暖生地(別府大学史学・文化財学科4年生)
「国東半島と出会い、自分を知る―観光と教育のあわいでー」矢野 七海(別府大学史学・文化財学科3年生)
総合討論・講評(16:10〜16:55)コーディネーター:赤松 秀亮(別府大学史学・文化財学科 准教授)
閉会挨拶(16:55〜17:00)