
令和8年8月1日、別府大学附属博物館において、史学・文化財学科による体験型オープンキャンパスを開催し、県内外から32名の高校生が参加しました。
はじめに、玉川剛司学科長より学科紹介が行われ、各コースの特色や取得可能な資格、卒業後の進路について説明がありました。

その後、参加者は3つのグループに分かれ、史学・文化財学科ならではの体験プログラムに参加しました。実際に出土した埴輪のクリーニングや接合作業、江戸時代の古文書に使われている崩し字の解読、巻物(巻子)の取り扱い体験、掛け軸の展示体験、史料のデジタル化など、本物の史料や文化財に触れながら学ぶ実践的な内容が用意されました。
どのプログラムも、史学・文化財学科の教育・研究の特色を体験できる内容となっており、参加した高校生たちは興味深そうに取り組んでいました。
【当日の体験プログラム】
◆考古・文化財プログラム
・出土埴輪のクリーニング、分類、接合作業体験
・青銅鏡の観察(デジタルマイクロスコープ・X線透過装置の使用)


◆日本史・世界史・アーキビストプログラム
・「古文書を読んでみよう」崩し字で書かれた史料の解読
・「異なる史料を比べよう」始皇帝の詩をめぐる新出土史料の読解
・中性紙封筒詰めや目録からの史料選別とデジタル化



◆学芸員の仕事体験
・巻物(巻子)の取り扱い体験
・掛け軸の展示体験


プログラム終了後には、現在文化財専門職として活躍している史学・文化財学科の卒業生2名による講話を実施しました。
◆平田 大輝さん(佐賀県鳥栖市教育委員会 生涯学習課文化財係 主事)
◆白水 悠里さん(日田市文化スポーツ観光部 文化財課 主事補)
お二人からは、別府大学を進学先として選んだ理由や、文化財専門職を目指したきっかけ、大学時代の学びと現在の仕事とのつながりなどについてお話しいただきました。質疑応答では、参加者から大学での学びや学生生活、資格取得、就職活動に関する質問が数多く寄せられ、卒業生のお二人が自身の経験を交えながら丁寧に回答してくださいました。


最後に、参加者一人ひとりに「体験型夏季セミナー修了証」が手渡され、体験型オープンキャンパスは終了しました。


今回の体験を通して、高校生の皆さんに史学・文化財学科での学びや文化財に関わる仕事への理解を深めていただくとともに、今後の進路選択を考える有意義な機会となりました。


