
食物栄養科学研究科
[ Graduate School of food and Natrition Science ]
教育の特色
- 研究や実験の経験が浅い人や、社会人となりブランクがある人に対して、研究方法や実験方法について、研究基盤領域等でしっかり身につくようにしています。
- 食や栄養について幅広くかつ独自の3領域から研究テーマを選択できるようにしています。
- 自らの研究領域以外でも、食や栄養の最新知識を学べる授業もあります。
- 地域に貢献できる専門職業人を育成する大学院教育を行います。
食物栄養科学研究科長あいさつ

「大分の食の知の拠点」を目指す
食物栄養科学研究科は、人々の健康生活に寄与するため、最新の栄養学・生命科学・健康科学の知識・技能に基づいた研究および研究指導を行うという理念と教育目標を掲げています。本研究科は、多岐にわたる分野を専門とした教員で構成されており、栄養学、発酵食品学、食香粧科学、分子生物学、応用微生物学等の領域を幅広く学修できることが魅力となっています。また、地元の企業や自治体、他大学との共同研究にも力を入れており、地域に貢献できる研究者の育成と「大分の食の知の拠点」を目指しています。
本研究科は、各学生に応じた授業体系を工夫し、学びやすい体制を整えており、近年は社会人の長期履修学生の受け入れも積極的に行っています。学生、社会人等問わず興味のある方は、当研究科を訪ねてきてください。
食物栄養科学研究科の専攻
食物栄養学専攻
新しいカリキュラムで食品・栄養系の創造性豊かな研究者や社会の発展を担う人材を育成
食物栄養学専攻では、令和3年度より新しいカリキュラムとなりました。新しいカリキュラムでは、専門的な研究領域である「栄養科学研究領域」、「食品科学研究領域」、「応用生物学研究領域」を柱に、高度な諸科学の理論や応用を学ぶことができます。また、それらの研究領域を支える「研究基盤領域」では、研究する上で重要となる研究倫理、統計、技能等についても学ぶことができます。
食品や栄養素と生体機能の関係を遺伝子レベル、細胞レベル、個体レベルで研究する方法を学び、より高度な専門的知識・技術を習得します。これらの教育・研究を通して、「食物と栄養」に関連した、創造性豊かな研究・開発能力をもつ研究者や、高度な専門知識と能力をもつ職業人として社会の発展を担う人材を育成します。
専攻の特色
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大分県下唯一の食品・栄養系専門の大学院で、地域における生涯教育・リカレント教育の場を提供する
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管理栄養士・栄養教諭※のリーダーとして即戦力となる人材の養成
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地域から発展する学術研究と社会貢献可能な高度職業人の育成
※教員一種免許状を持ち、教育職員免許状に定める条件を満たした場合、栄養教諭専修免許状の取得が可能です。
専門科目
食物栄養学専攻 履修モデル:「栄養科学研究領域」選択の場合
科目区分 | 科目 |
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栄養科学研究領域 | ◎代謝生化学特論 ◎食品機能学特論 ◎調理科学特論 ◎分子栄養学特論 ◎ライフステージ栄養学特論 ◎健康増進栄養科学特論 ◎食育・食行動学特論 |
研究基盤領域 | ◎栄養科学研究法特論 ◎研究倫理特論 ◎研究統計特論 |
食物栄養学専攻 履修モデル:「食品科学研究領域」選択の場合
科目区分 | 科目 |
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栄養科学研究領域 | ◎食品機能学特論 |
食品科学研究領域 | ◎フードバイオテクノロジー特論 ◎発酵醸造学特論 ◎食香粧科学特論 ◎発酵食品学特論 |
応用生物学研究領域 | ◎分子生物学特論 ◎酸素科学特論 ◎バイオテクノロジー特論 |
研究基盤領域 | ◎生物資源科学研究法特論 ◎研究倫理特論 |
食物栄養学専攻 履修モデル:「応用生物学研究領域」選択の場合
科目区分 | 科目 |
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栄養科学研究領域 | ◎分子栄養学特論 |
食品科学研究領域 | ◎フードバイオテクノロジー特論 |
応用生物学研究領域 | ◎分子生物学特論 ◎生命科学特論 ◎細胞工学特論 ◎生化学特論 ◎バイオテクノロジー特論 ◎環境微生物学特論 ◎応用微生物学特論 |
研究基盤領域 | ◎生物資源科学研究法特論 ◎研究倫理特論 |