
令和8年8月20日・21日の2日間、別府大学石垣キャンパスにおいて、高校生を対象とした「アニメ制作体験ワークショップ」を開催しました。今回のワークショップには、高校生8名とサポート役の在学生7名が参加しました。
本学国際言語・文化学科では、芸術表現コースにおいて漫画やアニメーションについて学ぶことができ、今回はその学びの一端を体験してもらうことを目的に実施しました。講師は、「忍たま乱太郎」「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」などのアニメ作品の作画に携わった、甲元隆則准教授が務めました。
初日の8月20日は、マンガ実習室において、甲元准教授によるアニメーション制作に関する講義を実施しました。講義では、アニメーションの作画や制作工程について解説が行われた後、参加者は実際のアニメ制作に挑戦しました。


今回制作したアニメーションは約30秒の作品で、完成までに必要となる174枚の原画を一枚一枚手描きで作成しました。参加者は在学生のサポートを受けながら、アニメーションがどのように作られているのかを体験的に学びました。


2日目の8月21日は、メディア教育・研究センター1階スタジオにおいて、自分たちが制作したアニメーションに声を吹き込む「アフレコ」体験を行いました。参加者は4つのグループに分かれ、キャラクターの個性や場面の雰囲気が伝わるよう、甲元准教授のアドバイスを受けながら収録に取り組みました。声の大きさや話し方を工夫しながら演技を行い、アニメーション制作における音声表現の重要性についても学びました。


アフレコ体験終了後には、甲元准教授より、アニメーターとして活躍していた現役時代のエピソードや制作現場での裏話についてお話しいただきました。参加者の皆さんは、「忍たま乱太郎」や「ドラえもん」などの人気作品に関する貴重なお話に熱心に耳を傾けていました。


その後、2日間かけて完成させたアニメーションの上映会を行いました。参加者全員で作品を鑑賞し、自分たちが描いた原画や吹き込んだ声が一つの作品として完成した様子を楽しみました。エンドロールでクレジットに自分の名前が映し出されると、会場からは歓声が上がり、大きな拍手に包まれました。
参加者にとって、アニメーション制作の工程を体験するだけでなく、一つの作品を仲間と協力して作り上げる達成感を味わう貴重な機会となりました。また、作画からアフレコまでの一連の制作工程を体験しながら、アニメーション制作の奥深さや面白さを実感している様子でした。さらに、在学生との交流を通して、大学での学びや学生生活について理解を深める機会にもなりました。
国際言語・文化学科では、今後も高校生の進路選択や学びのきっかけとなるような体験型プログラムを実施し、本学の特色ある教育活動を発信してまいります。


