
令和7年9月19日(金)、20日(土)、本学発酵食品学科の学生を対象に「九州学生本格焼酎プログラム(QSP)」(主催:九州本格焼酎協議会)が開催されました。本学での開催は2018年以来7年振り4回目です。
QSPは九州本格焼酎協議会が、九州各地の大学と協力して実施している取り組みで、九州を代表する伝統産業である本格焼酎を題材に、学生が発酵・醸造文化や地域産業について多角的に学ぶことを目的に実施されています。
初日は講演会が行われ、「健康的な飲酒の在り方について」の基調講演に加えて、3社の酒造メーカーの専門家から、「本格焼酎の最近の研究や商品開発について」の発表がありました。また、2日目には希望者を対象に蔵ツアーも実施され、三和酒類 第2製造場・第21製造場(大分県宇佐市山本)の見学が行われました。
本プログラムが、本格焼酎の魅力を次世代へ継承するとともに、学生たちにとって本格焼酎の歴史や製造技術、文化的意義、さらには地域振興との関わりを体系的に理解する機会となれば幸いです。


