
令和6年12月、別府国際コンベンションセンターで開催された「第137回日本循環器学会九州地方会」において、小学生を対象とした減塩セミナー「おいしく食べよう! 上手に食べよう!」が実施されました。本セミナーは、大分大学医学部循環器内科 臨床検査診断学講座の秋好久美子先生の企画によるもので、味の素株式会社との共催により実現しました。
セミナーでは、子どもたちが楽しみながら減塩について学べるよう、3つのプログラムが用意されました。まず、スライドを用いた講義で、塩分の摂りすぎが健康に与える影響や、減塩の重要性についてわかりやすく説明が行われました。続いて、みそ汁を使った減塩体験では、実際に味の違いを比較しながら、減塩の工夫を体感する機会が提供されました。最後に、減塩弁当の試食とレクチャーが行われ、メニューの特徴や減塩のポイントについての説明、塩分に関するクイズなどを通して、楽しく学べる時間となりました。
昼食として提供された減塩弁当は、本学食物栄養科の海陸留美教授と学生が考案・作成したもので、冷めても美味しく食べられるように工夫されています。塩や醤油の使用量を控えるだけでなく、減塩調味料を活用しながら、だしのうま味や香辛料、油などを上手に使って味に変化を持たせることで、子どもたちにも満足してもらえる、健康的で美味しい食事の提供が実現しました。
この取り組みの詳しい様子は、味の素株式会社の公式サイト「あじこらぼ」でも紹介されています。
ぜひご覧ください。



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Ajico Report Vol.8日本循環器学会九州地方会 小学生対象減塩体験セミナー 広がる減塩体験、医師の視点からのアプローチ