令和7年6月27日（金）、高大連携事業の一環として、大分県立佐伯豊南高校1年生73名を本学にお迎えし、「大学見学・模擬授業」を実施しました。午前中は全体会を行い、本学の学部・学科の教育内容や、取得可能な免許・資格、卒業後の進路についての説明を行いました。高校生の皆さんは熱心に耳を傾け、大学での学びに対する理解を深めていました。昼食は学生食堂にて、本学の学生と同じメニューを楽しみながら、大学生活の雰囲気を味わっていただきました。
　午後からは、短期大学部の初等教育科および食物栄養科による模擬授業を実施しました。食物栄養科では、23号館1階の加工実習室にて「とろけるフォンダンショコラづくり」に挑戦。5班に分かれて調理を行い、佐伯豊南高校の卒業生である本学学生5名が調理補助として参加し、高校生と協力しながら楽しく実習を進めました。初等教育科の模擬授業では、絵本『しろくまのパンツ』を題材に、子ども達にとって「遊び」とは何かについて学びました。高校生たちは、教育の現場で求められる視点や工夫に触れ、将来の進路を考える貴重な機会となりました。
　今回の大学見学・模擬授業を通じて、参加した高校生の皆さんが大学での学びに興味を持ち、将来の進路選択に役立てていただければ幸いです。