
令和7年6月13日、短期大学部食物栄養科の2年生35名が、別府大学附属幼稚園の5歳児39名を対象に「みそづくり体験」を実施しました。この取り組みは、「みそづくり」をテーマに、子どもたちに食の大切さや楽しさを伝えることを目的としています。
はじめに、学生たちが手作りしたパネルを使って、みそに使われる材料やその役割について説明を行いました。その後、みそづくりの工程を順番にパネルで紹介しながら、園児と一緒に作業を進めました。大豆をつぶしたり、こうじと混ぜたりと、工程ごとに楽しそうに取り組む姿が見られました。
最後には、園児たちに「みそづくり」のレシピと、当日の食育体験にちなんだ「なぞなぞあそび」のプリントをプレゼントし、幼稚園における食育を家庭に繋ぐようにしています。
園児からは「楽しかった」「完成が楽しみ」といった声が聞かれました。
この日仕込んだみそは、約半年間幼稚園で熟成され、完成後は園の給食で提供される予定です。
食物栄養科では、今後もこのような食育活動を通じて、子どもたちの健やかな成長を支援するとともに、学生自身の実践力を高め、栄養士としての資質向上を図ってまいります。


