講演者プロフィール

　1941年生まれ。大学卒業後、文部省（現、文部科学省）の図書館に就職、国立国会図書館支部文部省図書館業務兼務。その後、行政職に異動し、学術国際局研究助成課、社会教育局婦人教育課、総理府青少年対策本部、内閣府婦人問題担当室等を経て、国立大学の管理職に転出。国立大学においては、東京学芸大学、一橋大学、筑波大学の図書館の課長・部長として大学図書館の運営に従事、当時始まったばかりの図書館業務のコンピューター化の推進に腐心した。また、統計数理研究所・宇宙科学研究所等のビッグサイエンス研究所の庶務課長として学術機関の管理運営を経験。その後、図書館情報大学事務局長として大学の管理運営の知識・経験を積んだ。公務員退職後は私立の駿河台大学の理事・事務局長を経て公益財団法人国連大学協力会の常務理事兼事務局長として公益法人の運営に従事した。
　日本図書館協会については、大学図書館在職中は大学図書館部会に属し大学図書館研究集会等の活動に携わった。2009年春より理事となり公益法人移行準備委員会委員長として日図協の公益社団法人認定への準備に腐心した。2011年度より常務理事、2012年夏に理事長代行、2013年春より理事長を務め、2014年1月21日の公益社団法人移行後も理事長となり現在に至る。
主な関心事は、学術の動向、学校教育の動向、市民社会の動向、その中での図書館の問題。