国際文化論 2021年度 別府大学公開講座「学問の多様性」第4回
2021.10.12

学校から社会へ-日本的雇用慣行を考える-

講 師
文学部 人間関係学科 准教授 小嶋 紀博

大卒者の就職について日欧のデータ比較や資料に基づいて解説をおこないました。

日本の大学生は、基礎的な汎用性のある能力・スキルで採用され、長期的に育成していく慣行(システム)が始まり、今日に至っています。これは、欧州と比較して日本的で独特な慣行です。しかし今後は、産業構造が変容するなか人生100年時代を迎え、知識・スキルの再構築が求められことから人材の流動化は避けられず、大学ではリカレント教育の必要性が増していくと思われます。



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