大学の知の扉を開く
ここは、大学附属の「知のデジタル情報発信室」です。知の扉を開き、好奇心の旅に出てみませんか。知との出会いは、自分を変え成長させる時間です。別府大学は、みなさんの知の体験旅行のお手伝いをします。
大学で生まれた知のリソースを公開するのは大学の重要な役割です。大学は閉鎖された知の世界ではありません。また、知とはただ与えるものではありません。常に他者との対話によって、知は成長を続けます。
別府大学は建学の精神に「真理はわれらを自由にする」を掲げ、本年は、新制大学となってから70年となります。大学前身の女子専門学校の時代から、日本で最も早く授業の公開を行い、これまで、公開講座、公開講義や図書館等で大学の知的資源の公開を進めてまいりました。
今日のインターネットが普及する社会では、このような新たな手段を通じて、より多くの方々に、大学の知のリソースを可能な限り公開することが求められています。すでに、本学では、別府大学図書館が運営するデジタル研究保存公開システム「別府大学機関リポジトリ」や大分合同新聞と共同制作した大分の歴史や文化を伝えるデジタル資料「NAN‐NAN」等のオープンエデュケーションのシステムが存在していますが、十分に周知されているとはいえません。
この度、別府大学では、大学70周年を機に、建学の精神を踏まえ、本年(2020)年10月から既存のシステムとも連動し、大学ホームページ上にオープンエデュケーションルームを立ち上げ、教育公開の観点から大学知のリソースのデジタル公開を開始します。
別府大学の知のリソースを多くの方々に共有していただき、大学の教育・研究の魅力、楽しさを知っていただきたいと思います。学生は自習のため、高校生は大学の知の探訪、一般・社会人の方々には、生涯学習の方途としてご利用をいただくことを期待しています。