公開講義
2024.05.02

「道の駅」を考える

講 師
別府大学 食物栄養科学部 発酵食品学科 講師 大坪 史人

皆さん、道の駅に行ったことはありますか?
地元の特産品が販売されていたり、多様なイベントが開催されたりと近年では、道の駅を目的地として旅行する人も増えてきています。

道の駅は、主に国道や一般道沿いに位置しており、その地域の特産品や観光情報を提供し、休憩や食事ができる施設として活用されています。
旧来は、高速道路のSAの一般道路版として設置されました。しかし地域経済の振興拠点として活用する動きが高まり、全国の施設数は約1200か所と20年間で2倍近くに増加しました。このため、道の駅には休憩と情報発信や地域連携の機能を持つことを要件に国土交通省が登録しています。
いまでは、全国に多くの道の駅が存在し、各地域で独自の魅力をアピールしています。

そこで今回は、道の駅とはどのようなものなのか。どのようなコンセプトのもと設置されているのか。簡単な概略を学び、地産地消との関係と学生が作成した道の駅の紹介を行っていきます。



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