トピックス

宏国徳霖科技大学(台湾)で短期英語研修を行いました

宏国徳霖科技大学(台湾)で短期英語研修を行いました

 2019年2月25日~3月8日の間、本学学生6名が台湾にある宏国徳霖科技大学において短期英語研修を行いました。
 今回で3回目となるこの短期研修では、宏国徳霖科技大学応用英語学科の授業に参加させてもらいながら英語力アップを図るとともに、様々な授業(コーヒーの授業や自転車の授業?!)に参加したり、学生同士で台南にまで出かけたりするなど、充実した2週間を過ごすことができました。

 「台湾で英語を学ぶ」ということに違和感を持つ人もいるかと思います。日本同様台湾では英語は公用語ではありません。しかし、台湾ではどこへ出かけても店員さんはもちろん地元の方々も英語で気さくに話しかけてきます。日本ではどうでしょう。英語で話しかけられたらそれだけで尻込みしてしまうか、日本語交じりのインチキ英語で何とかやり過ごそうとしないでしょうか。台湾は昨年、2030年までに台湾語と英語のバイリンガル国家を目指すと宣言しました。英語学習・習得に日本以上に真剣に取り組んでいるといっても過言ではありません。私たちと同じように英語を外国語として学びながら、その習得や向上に向けて一丸となって取り組んでいる姿に、参加した学生は非常に驚き、また見習うべき姿勢であると実感したようです。

 とはいえ、2週間の研修で英語力が飛躍的に向上するかといえば?ですが(もちろんそうなることを期待してはいます)、2週間もあれば一生モノの友情をはぐくむことができます。今回の研修でも、宏国徳霖科技大学の学生が親身になって本学学生の対応をしてくれました。最初はお互い遠慮がちに話しかけていましたが、あっという間に仲良くなり、毎晩市内へ出かけては楽しい時間を過ごしていました。参加した学生はみな来年も参加したい、せっかく知り合えた仲間と再会したいと言っています。国際交流を難しく考えずに、まずは海外に友だちを作ること、そこからすべてが始まると思います。その意味で、この研修は大変有意義なものとなりました。
全員集合その4.jpgのサムネイル画像

 

[投稿日:2019年4月12日]