2月17日、本学1号館46教室にて、岐阜大学教育学部シニア教授の山田敏弘先生を講師に迎え、「第5回日本語教育講演会　外国人との共生のための日本語文法」を開催しました。

　イタリア・ローマで日本語教師をし、もっと文法を勉強したいと再度大学院で勉強したお話や、いきものがかりや大塚愛などのJポップの歌詞からわかる日本語文法の変化、そしてその合理性などを楽しくわかりやすく説明してくださいました。

　そして、日本語教育と国語教師養成の両方に関わってこられた経験から、国語文法と日本語文法の乖離が深刻であることを鋭く指摘され、在日外国人子女には隣の席の日本人が教えられる日本語文法が望まれるという御主張には、別府の土地柄もあり参加者の多くが強く共感したようです。

[投稿日:2018年2月28日]