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「地域コアリーダープログラム」で一汁三菜の調理実習

「地域コアリーダープログラム」で一汁三菜の調理実習

 本学短期大学部食物栄養科では、一般財団法人青少年国際交流推進センターより依頼を受け、「平成29年度地域課題対応人材育成事業 地域コアリーダープログラム」の大分県プログラム(高齢者分野)の一環として、講義と調理実習を行いました。

 このプログラムは、日本に招聘(しょうへい)されたオーストリア、ドイツ、ニュージーランドの青年が、日本の非営利団体における取り組み事例を学び、地域の課題に貢献できる青年リーダーを育成することを目的としています。

 本科の立松洋子教授が日本食と健康のつながりに講義するとともに、日本食の伝統スタイル「一汁三菜」の調理実習として、とり天、ロールキャベツ、うぐいす餅を作りました。また学生、教員らと健康食の意識啓発について意見交換も行いました。

 団長のアンドレアス・ギュンター・キルナー氏(ドイツ連邦家族・高齢者・女性・青少年省)は、「日本食はドイツの食事に比べ、脂質・塩分が少ないけれどおいしい。また、なるべく多くの食材を使う点は同じだ。実際に作ってみることで、日本食の調理の流れを経験でき、興味深かった」と、感想を述べました。

 本学科にとっても、各国の高齢者分野における食の取り組みや課題を知る貴重な機会となりました。

調理実習の様子
とり天、ロールキャベツ、うぐいす餅を試食

 

[投稿日:2018年3月 9日]