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【学生および保護者の方々へ】夏期休暇、後期授業について(2020.07.27更新)

 梅雨末期の豪雨は、今年も全国的に想定外の被害を引き起こしています。特に九州地方は、最も大きな被害を出し、本学では、現在、大分県内の被災地へ学生、教職員のボランティア隊を派遣し支援活動を実施しています。また、被害に遭った学生に対しては経済的支援を実施する予定です。

 一方、5月25日の新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が解除後、段階的に社会経済の活動レベルが引き上げられ、政府は、新しい生活様式・スマートライフを定着させ、感染拡大防止と経済再生の両立を図って行く方向で進んでいました。しかしながら、7月に入ると、東京ではまた感染者の大幅な増加が報告され、全国でも再び感染者が毎日出て、都市部を中心に第二波の予兆と思われる感染拡大状況となっています。大分県は未だ3か月以上患者の発生はありませんが、油断できない状況は続いています。

 本学は、他の大学よりいち早く4月20日から遠隔授業を開始し、6月以降は遠隔授業も維持しつつ段階的に対面授業を開始し、8月には前期授業を基本的に終了することができる予定です。この間、6月の対面授業開始には、マスクを配布し、新しい生活様式の定着を呼びかけ、電車通学での密を避けるため、大分駅-大学間の通学バスを朝3台ほど運行し、教職員が一丸となって学生の授業・教育サポートを実施してきました。これから長期の夏期休暇、後期のことについて以下のことをお願い、お知らせいたします。

(1) 新しい生活様式を守り、くれぐれも不要不急の感染拡大地域への移動を避け感染防止に努めてくださるようにお願いします。

(2) 後期の授業は、感染防止の万全の対策を行い、対面授業で開始する予定ですが、新型コロナウイルスの感染拡大状況によって、遠隔授業と対面授業を組み合わせて、学生の教育の継続が確保できるよう努力してまいります。

(3) 後期の学生のサークル活動等の課外活動は万全の感染防止策を講じ、通常活動に近づける方向を考えていますが、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては再び活動の自粛、停止をお願いすることもあります。

 本学は学生第一の姿勢を貫きます。皆様には、今後とも、大学の教育、研究活動等にご理解・ご協力を賜るようにお願い申し上げます。


別府大学学長 飯沼 賢司
別府大学短期大学部学長 仲嶺 まり子

 

[投稿日:2020年7月27日]