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本学卒業生・平川信幸さんが第36回國華賞を受賞!

 UED15089re(草津憲郎).jpgのサムネイル画像別府大学大学院(文学研究科)の修了生で、沖縄県立博物館の学芸員を務める平川信幸さんが、第36回國華賞を受賞しました。この賞は、日本および東洋美術に関する優れた論文に贈られる、権威ある賞です。
 平川さんは学生時代、琉球王国時代の肖像画「御後絵(おごえ)」に出会い、卒業論文でもこのテーマに取り組みました。そして、今回の受賞対象となった著書『琉球国王の肖像画「御後絵」とその展開』(思文閣/2024年3月出版)は、その研究成果を集大成したものです。
 平川さんの学部時代からの指導教諭である仲嶺真信別府大学名誉教授は、「卒論の時点で非常に緻密な研究をしていました。いつか大きな成果を上げると確信していましたので、今回の受賞は本当に嬉しいです」と、喜びを語っていました。
 平川さん、この度の受賞、誠におめでとうございます。今後ますますのご活躍をお祈りしております。

<平川さんコメント
別府大学では、先生方をはじめ多くの素晴らしい出会いがありました。特に忘れられないのは、大学院の集中講義に日本の肖像画研究を牽引されていた黒田日出男先生を私の研究テーマにあわせて、わざわざ招聘していただいたことです。このときに受けた講義は今でも、自分の研究生活の糧となっています。

【関連リンク】
朝日新聞社 國華賞
https://www.asahi.com/corporate/award/14448678
思文閣『琉球国王の肖像画「御後絵」とその展開』
https://www.shibunkaku.co.jp/publishing/list/9784784220762/

※写真提供 國華社

 

[投稿日:2024年12月11日]