トピックス

【国際言語・文化学科】「令和3年度 卒業論文発表会」を開催しました。

【国際言語・文化学科】「令和3年度 卒業論文発表会」を開催しました。

 国際言語・文化学科は、令和4年2月9日(水)に、「令和3年度 卒業論文発表会」をオンラインで実施しました。日本語・日本文学コースからは、仙波寛人さん、鳥越大輝さん、英語・英米文学コースからは、鹿子木桜さん、屋宜美穂さん、芸術表現コースからは、矢次隼太さん、工藤優介さんの、計6名が、発表しました。発表後には、恒例の「卒業論文の概要」について、指導なさった先生方から講評をいただきましたが、今年度も高評価をいただいたきました。
 今年度の卒業論文も、6月までにテーマを決定し、各自のテーマに沿って卒業演習で自らの意見を述べ、先生方の指導を受けながら研究を続けました。今年度も、コロナ禍の中で研究を進めることになり、大変のようでしたが、今回のいずれの発表も、論拠を文学作品や絵画・映像作品に求め、「実証的」に自分自身の論を展開していました。堅実な論文、誠実な研究発表は、本学科の特徴といえるのではないかと思います。
 今回の発表者は、大学卒業後、大分県の中学校の先生になる人や図書館司書として資格を活かし就職する人、企業に就職する人もいて進路は本当に多様ですが、卒業論文を執筆した経験が、今後の人生の「指針」に必ずやなることと思います。

<卒業論文発表会テーマ>

Ⅰ.日本語・日本文学コース

 芥川龍之介研究 ―「芋粥」に隠されたエゴイズム―
 仙波 寛人
 役割語とダイバーシティに関する研究:人名の変容に着目して
 鳥越 大輝

Ⅱ.英語・英米文学コース

 映画『マクベス』研究 ―ポランスキー監督作品と原作の比較―
 鹿子木 桜
 海外映画作品における英語表現とその日本語字幕表現の比較 映画『アナと雪の女王』を題材に   
 屋宜 美穂

Ⅲ.芸術表現コース

 特撮ヒーロー映画における談話分析を用いた作品構造の解明
 ~平成11・12年のウルトラマン作品を例にして~
 工藤 優介
 聖遺物の定義をめぐる一考察 
 〜ドイツとサンティアゴ・デ・コンポステーラを事例にして~
 矢次 隼太

 

[投稿日:2022年2月17日]