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疫病退散の願いを込めて「写真をとりたくなる駅プロジェクト2020」

疫病退散の願いを込めて「写真をとりたくなる駅プロジェクト2020」

 DSC00670.JPG本学国際言語・文化学科では、2017年より「写真をとりたくなる駅プロジェクト」として、芸術表現コースの学生が別府駅にアート作品を制作しています。
 今年度は、漫画の金先生と絵画の長浜先生のデザイン・指導のもとに芸術表現コースの学生が、マンガと純粋アートを融合したアート作品を製作しました。新型コロナウイルスの収束の願いを込め、疫病退散の鬼をテーマにしています。改札口そばのペースです。12月まで展示されています。ぜひ一度は足を運んでみてください。


制作者 別府大学文学部国際言語・文化学科芸術表現コース
2年:安東蓮大野百恵、大前彩、小畑竜太 
3年:川本舞、月脚麻里奈 
4年:柏大輝本島颯人匹田楓子 

企画デザイン・指導監修:長浜桂子(別府大学非常勤講師) 金 孝源(別府大学准教授)

<担当者コメント>
鬼のデザイン担当(左) 大野百恵(国際言語・文化学科芸術表現コース2年
この鬼の絵を描くにあたって意識したことは躍動感と自由性のある表現です。私がイメージとして持っている鬼とは別府の空をたおやかに飛び回るような存在であり、それを形にしたいと考えました。

鬼のデザイン担当(右)伊藤涼子(国際言語・文化学科芸術表現コース4年)
生きていると負の感情に飲まれる日や、何事も思うようにいかず辛い時期があります。そんな中での「例え一旦停止をしたとしても明るい方を向き、前に進み続けたい」という願望と、意地でも踏ん張る、人の強さを想いながら描きました。

企画デザイン・指導監修 長浜桂子(別府大学非常勤講師

マンガと純粋アート、互いの接近の度合いやその着地点などを模索しながら他領域のコラボを目指しました。鬼は別府温泉の地獄を象徴しますが、日本では昔から疫病を退治するものとして描かれています。力強く描かれた鬼が守護人として新型コロナウィルスを撃退してくれることを祈ります。

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[投稿日:2020年10月 6日]