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【史学・文化財学科】杵築市熊野と旧大田村の民俗調査報告会を実施しました

【史学・文化財学科】杵築市熊野と旧大田村の民俗調査報告会を実施しました

 令和6年度、史学・文化財学科の民俗学研究室(顧問:福西大輔准教授)では、令和5年度に引き続き、杵築市教育委員会から依頼を受け「文化財保護法に基づく文化財保存活用地域計画作成のための杵築市熊野地域と旧大田村の民俗調査」を行いました。本調査は市町村の課題解決事業(官学連携事業)として行っています。
 令和7年2月2日(日)、原南構造改善センター(杵築市大字熊野)にて今年度の調査報告会を実施しました。調査に協力してくれた地域の方26名が参加し、大分合同新聞や地元のケーブルテレビも取材に訪れました。
 報告会を前に、民俗学研究室の室長である吉村泰成さん(史学・文化財学科2年)と副室長の姫野佑奈さん(史学・文化財学科2年)が清末陽一杵築市教育長に報告書の贈呈を行いました。続いて、吉満由起さん(史学・文化財学科3年)が、今年度作成した熊野地域の報告書をふまえ、調査の概要や得られた知見などを報告しました。その後、地域住民を交えて、少子高齢化が進む地域において、魅力的な地域文化を如何にして残していくか、地域住民を交えて熱い協議が交わされました。
 今回の報告会では、お忙しい中、清末陽一杵築市教育長が最初から最後まで参加してくださり、調査の内容や発表、報告会の運営等についてもお褒めの言葉をいただき「次年度以降も続けていただきたい」という意見も賜りました。
 民俗研究室では、来年度も旧大田村の民俗調査を引き続き行い、報告書にまとめていく予定にしています。


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[投稿日:2025年2月 6日]