【史学・文化財学科】臼杵市の「歴史」を見学
5月11日(土)に、史学・文化財学科1年生が第2次オリエンテーションとして臼杵市を訪れました。
まず、臼杵石仏を見学しました。この石仏は、大分県に多く残されている磨崖仏の中でも国宝に指定されており、ほとんどの学生が初めて訪れるということもあって、みな興味深く見学していました。また、石仏管理事務所の方から歓迎を受け、特別に説明をしてもらったり、見学の様子をFacebookにアップロードしてもらったりと、思わぬ交流が広がった機会ともなりました。
午後は2グループに分かれ、臼杵城や稲葉家下屋敷などを見学したり、臼杵市立歴史資料館で学芸員の方から説明を受けたりしました。
歴史を学ぶ上で論文や書籍などの文献にあたることはもちろん重要ですが、実際に現地を訪れ、その土地の空気を吸いながら、はるか昔に思いを馳せることも重要です。また何よりものを語らぬ過去の遺物をただ眺めるのではなく、学術的な観点から見つめる力も必要になります。今回のオリエンテーションが、参加した学生の今後の歴史・文化財研究のスタートラインとなることを期待しています。
[投稿日:2019年5月15日]