大学院生豊田さんが「日本ストレスマネジメント学会」で奨励賞を受賞
本学大学院臨床心理学専攻修士課程2年次生の豊田幸恵さんが、「日本ストレスマネジメント学会第17回学術大会(7/28-29:於イーグレ姫路)」での一般演題発表において、研究の科学的整合性、論究の妥当性、発展性にかかわる審査で優れた発表と認められ、奨励賞を受賞しました。
発表内容は,「アロマテラピーによるストレス緩和効果の検証―ストレスマネジメント研究からのアプローチ―」(共著:矢島潤平(人間関係学科教授))と題して,対象者にストレスを負荷した際に異なる2つのアロマテラピー条件を施行したときのストレス緩和効果を比較検証した研究です。研究Ⅰでは,ストレス負荷直後にアロマテラピーを実施時のストレス緩和効果,研究Ⅱでは,実験中常にアロマテラピーを実施したときのストレス緩和効果を調べました。研究Ⅰでは,ストレス負荷後に好みのアロマを吸入してもストレス緩和効果が認められないことを明らかにしました。一方,研究Ⅱでは,ストレス負荷によるネガティブ感情を抑制することを明らかにしました。すなわち,ストレスを感じた直後にアロマテラピーを行うよりも,普段から好みのアロマオイルを嗅ぐことがストレス緩和効果に繋がる可能性を示唆した報告でした。
豊田さんは、「思いもかけず,このような賞を頂き,とても感激しています。矢島先生のご指導のお陰です。本当にありがとうございました。すごく嬉しいですが,これを機にさらに研究に邁進して,修士論文をがんばっていきたいと思います」と喜びを語りました。
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[投稿日:2018年8月 1日]