「第24回大分県栄養士学会」で本学学生が発表を行いました

令和6年12月8日(日)に「第24回大分県栄養士学会」が別府大学3号館ホールで開催されました。『健康づくり「食と栄養」についてもう一度考えてみよう』をテーマに、県内で幅広い分野で活動されている管理栄養士および栄養士の方々から8題の講演がありました。
短期大学部食物栄養科から1題、食物栄養科学部食物栄養学科から2題の本学からも学生による発表を行いました。それぞれ、がんサバイバー、母子、食物アレルギーを対象とした「食と健康」に関する興味深い研究・活動内容となっており、会場からの質問にも的確に回答するなど発表者の学びへの努力がうかがえました。大学、短大合わせて35名ほどの学生が学会に参加し、専門分野の最新のトピックスや動向に耳を傾けていました。
また、学会の後半では、「おおいたのおいしいお魚たち~おいしさをささえる科学から考える~」と題して、岡本昭教授(短期大学部食物栄養科)の特別講演が行われました。
大分県のブランド魚である関アジ・関サバ・かぼすブリがなぜ「おいしい」のか、神経〆や餌の改良に着目し、データを使ってご説明いただきました。今後、科学の観点から水産物の品質や機能性がさらに解き明かされて、魚食の普及につながっていくことを期待したいです。
今後も学生の発表や論文作成等を通して、学生の研究力の向上に努めたいと思います。なお、演題は以下の通りです。
【演題】
・がんサバイバーへの"食べたい"を叶えるメニュー提案
白根志緒梨・畑野美智子・平田真唯(短期大学部食物栄養科1年)
・乳幼児期(2歳未満)の母子の「食と健康」についての現状と課題~初産婦と経産婦を比較して~
田中梨子・バージェス映美・濵月紗楽・三浦妃織(大学食物栄養科学部食物栄養学科4年)
・アレルギー疾患における生活管理指導表の運用状況とその課題
[投稿日:2024年12月24日]