【教職課程】エイズに関する啓発活動を実施しました!

本学教職課程では、人権教育の一環としてHIV・エイズに係る普及啓発活動を実施しました。この取り組みは、大分県東部保健所から依頼を受け、若者にHIV・エイズに関して正しい知識と感染予防策を周知することに加えて、HIVの感染拡大の防止と感染者への偏見のない地域づくりを目的に実施しました。
令和5年度の東部保健所でのHIV抗体検査受検者のうち20代が35.2%を占め、多くの若者が性行為からの感染不安を抱えています。HIV感染は早期発見、早期治療を行うことで感染前と変わらない生活を送ることが出来ます。HIV・エイズに感染しない、させないために正しい知識と予防策を学ぶことは大変重要です。
大分県東部保健所感染症対策班による健康教育
令和6年11月12日(火)・19日(火)、大分県東部保健所感染症対策班による健康教育が本学1号館46教室で実施され、教職課程履修学生20名が受講しました。「正しく知ろう!HIVののこと、エイズのこと」と題して行われた今回の健康教育では、HIV・エイズの感染源や感染経路、予防方法などの基礎知識に加えて、「これから自分たちにできること」を考えディスカッションを行いました。
世界エイズデーに関連したポケットティッシュ等の配布
令和6年11月29日(金)、世界エイズデー(12月1日)に先駆けて教職課程履修学生・教職員21名と大分県東部保健所職員3名、併せて24名が本学正門にて、エイズの予防策や検査方法などが書かれたチラシとポケットティッシュを学生に配布しました。
WHO(世界保健機関)は12月1日を世界エイズデーと定め、エイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目指しています。
「HIV・エイズに関するポスター」と「レッドリボンツリー」の設置
令和6年11月26日(火)から12月4日(水)にかけて、本学1号館エレベーターホールに「HIV・エイズに関するポスター」と「レッドリボンツリー」が設置されました。レッドリボンにはエイズへの理解と支援の象徴で「エイズに関して偏見を持っていない」「エイズと共に生きる人々を差別しない」というメッセージが込められています。期間中に多くの学生が、ポスターから学び、エイズやエイズと共に生きる人々へのメッセージを記したカードとレッドリボンをツリーに飾り付けてくれました。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
[投稿日:2024年12月11日]